ZetaTalk:Turnabout:ビッグバン反転

注:2001年のsci.astro討論の間に書かれた。


ビッグ・バンにより生じた膨張は永遠につづくのでしょうか、それとも次の膨張への推移をふたたび始めるために、方向転換して、巨大なブラックホールとなるのでしょうか?

 では人はどうかと言えば、人は自分という存在の周囲をとりまく宇宙の膨張のみを見るゆえに、反転は論理的であり、したがって結論が出ないことを前提とすると、これらの問題にたいする討議は、人自身を周囲の状況の範囲外におくになるでしょう。
   私たちゼータは、反転が進行中の宇宙の部分を★訪問したことがあるので、これらの問題を自信をもって語ることができます。
しかしながら、このようなサイアストロでの討論では、どのような場合でも押し問答が生じるでしょう。
膨張が無限大に広がっていくという意見を述べることは、そのような★膨張が真空中で起こるというおろかな推定を想起することです。
 校庭で、おもちゃのロケットが空へ向かって発射され、それから減速し、地上に落下してくるとき、あなた方は校庭でおこっている膨張と収縮を見ることになります。
 少年たちの一人が、離脱のみを考慮して、軌道の正確な分析を基にして、ロケットが永遠に進み続けると主張したなら、彼は愚か者と呼ばれるでしょう。
しかし、サイアストロでは、これは重要な議論であると認められています。

ゆえに反転に影響をおよぼす要因とは、何でしょうか?

 第一に、ビッグ・バンから解き放たれた物質の奔流は均質ではなく、恒星や惑星の形成のほかには何もおこりませんが、宇宙自体はすべてがひとつの密度のゼリーかプリンのようになるでしょう。
   原子より小さい素粒子は、ブラックホールの内部でさえ、固有性を保ち、ブラックホールの拘束から解き放たれると、その本来の性質のままに、他の素粒子との相互作用というよく知られた運動に戻るのに時間はかからないでしょう。
 このように、物質の奔流が爆発するブラックホールから解き放たれている期間に、特定の物質あるいは物質の凝集の前後同様に側面にも断片が存在し、そしてこれが反転の始まりの基になります。
無限大への永遠の伸縮というおろかな議論は、ただ決してありえない、特定の離脱する物質の背後の影響力のみを想定しているのです。
第二に、発端となるブラックホールはビッグバン直後に形成されるのですが、なぜそれらのブラックホールは即座に反転への収縮を始めないのでしょうか?

 重力巨星自体の密度の永遠の増加がおこるように、平衡状態を崩しながら、重力子の流れがひきつけられるほど非常に強力な高密度の重力巨星が、ビッグ・バンの中央部からしぼりだされる素粒子の噴出を圧倒する、重力により、ブラックホールは、駆動しています。
 次第に、重力巨星は、強さと大きさを増して、物質がビッグバンから外部へと移動する側面から引っぱります。
ゆえにその運動は膨張から放物線を描いて減速して、ついに、最も近くのブラックホールの中へ物質を圧縮するので、次のビッグバンへの場が設定されるまで、次々とブラックホールへと変化します。

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